最近パソコンの調子が悪い。デザインや性能が古くなってきたので、そろそろ買い替えたい。でも、買い替えたいと漠然と思うだけで、実際何を買っていいのかがわからない!そんな方々の悩みを少しでも解消するべく、簡単解決パソコン買い替え工房を立ち上げました。家電量販店の店頭で、店員に進められるままに不必要に高価なパソコンや、欲しい機能が付いていない物を売りつけられてしまって、後悔するような事がないよう、ここである程度の予備知識を持ってからPCを買い替えましょう。お勧めPC紹介もあるので、通販で簡単に購入もできます。

 

買い替えor増設で延命

バルクとリテールの違い

近手持ちのパソコンを使っていても、なぜか動作が鈍い。ソフトを起動しても読み込む時間が非常に掛かる。お気に入りの音楽や写真でHDDが一杯。新しいデータが入らないなどなど……。

こういう場合には、相対的なパワー不足によるPCの寿命が徐々に近づいてきていると解釈しても差し支えないでしょう。その場合、現状の環境を改善する方法としては大きく分けて二通り考えられます。

全な買い換えか、それとも延命措置を施すか。

完全な買い換えは文字通り、悩みを一気に解決できる新しいPCに買い替えること。

そしてもう一方の延命措置は、パーツを買い足したり、交換したりしてPC本体の底上げを行う方法です。

PC自体に不満を覚えるたびに、買い替える余裕があるのならそれに越したことはありません。しかしながら、買い替えるほどの予算はない場合だって多々あるはず。そんなときにはPCの延命を考えてみましょう。

かし、ここでは安易な延命措置はオススメしません。それは、ある一定以下の性能しか持ち合わせていないPCにどんなに手を加えていても、無駄に終わることがあるためです。延命にはある程度のお金がかかります。そのお金を旧PCにつぎ込むべきか、それとももう少しお金を貯めて次のPCにつぎ込んだ方が得策なのか?無駄なお金を払わない為にもここの判断がかなり重要と言えます。

では、延命措置か買い替えかの判断基準をどこに求めればいいのか?皆さんも非常に悩むところだと思います。

る程度の初心者、あるいはメーカー製のPCを使っている場合、ユーザーがいじれる部分といえば、メインメモリとHDDの増設程度です。メーカー製の場合、色々な理由からCPUの取り替えなどはほとんど期待する事はできません。また無理矢理やり遂げたとしても、保証は切れてしまう事があるので注意が必要です。

そこで、ここではボーダーラインCPUとメモリの種類とする事である程度の判断を付けていこうと思います。

買い替え推奨  (※05/03/23現在)

Pentium3/Duron/Celeronかそれ以下のCPU、動作クロックが1.5GHz以下、搭載メモリがSDRAMなどの場合。(メーカー製の場合、説明書を見ればスペックが必ず載ってます。分からなかったら調べてね^^;)

判断内容

世代前の古めかしい装備であることは否めない内容です。使用用途にもよりますが、現状の使用感に満足できないのならば買い換えを考えられた方が良いでしょう。SDRAMなどは未だに手に入りますが、すでに生産が縮小または終了した規格であるため、割高であり、購入したとしても次の機種に引き継げないパーツであるため、無駄になりかねません。

たこの世代のマザーボードでは、いわゆるHDD容量の壁にぶち当たる可能性もありますので、現在主流である大容量のHDDが詰めない可能性があります。これ以上古いPCにお金をつぎ込む事は無駄と言えますので、新しいPCの購入を真剣に考えるべきかと思います。

これ以外にも、使用用途においては買い替えた方が良い場合も多々あります。が、ここではごく一般的な使用による快適度合いで判断しています。上記の場合は、どのような使用用途においても、不満を感じた段階で買い換えをオススメします。増設してしのぐメリットがあまり見いだせません。

それ以外の場合は、メモリやHDDの増設を検討してみるのも良いでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さんは、『バルク』という言葉を耳にしたことがあるでしょうか?バルクとは、OEMやPCに組み込まれる段階で業者などに販売されている商品を指します。つまり、一般ユーザーに売り出されている商品ではありません。が、PC向けパーツではこのような商品が一般流通に乗ることが良くあります。

方や『リテール』とは、我々が一般的に購入することの出来るパッケージに入ったメーカー保証がしっかりとした商品を指します。その他、『BOX』と呼んだりもします。

例:BUFFALO
DD400-512M [PC3200 DDR400 184Pin 512MB デスクトップ用]

ヨドバシカメラで販売されているこのメモリをリテール。

例:DD400-512M [PC3200 DDR400 184Pin 512MB サムスンチップ]

こちらはクレバリーで販売されているバルクのメモリ。

この二つは、搭載しているチップこそ違えど、性能、規格はまったく同等です。

かし、大きく違うところがあります。前者はバッファローがしっかりとパッケージをし、6年保証を付けて店頭で販売していますが、後者はメモリ本体がむき出し(もちろん、静電気防止シートにくるまれていますが)で、しかもメーカーの保証はなく、ショップが独自に設けている日数だけの保証になります。(基本的には、初期不良交換の7〜10日間と、修理保証の一ヶ月程度)

こうして比べると、前者が格段に有利に思われがちですが、それらを帳消しにしてしまうような魅了がバルク商品にはまだ残されています。

れは、圧倒的な価格差です。リテールパッケージが¥17,640(05/03/26現在)に対して、バルクは、なんと¥3,980!!

差額であと3枚買えてしまいそうなほどの圧倒的な安さです。これがバルクの最大の魅力であり特徴です。

まりに違い過ぎるために、値段=品質と思われがちですが、それはまったくの誤解。もちろんリテールパッケージに比べると品質にばらつきがあることは否定できませんが、優良メーカー及びチップメーカー製のメモリを買えば、一般的に発生する初期不良以外、まず問題なく動作します。バルクはもともとメーカー製のPCに組み込まれる為に用意されている販売手段なので、パッケージ品とさほどの違いはないのです。

ルクはノーサポートなので初心者の方には敬遠されがちですが、メモリやHDDの増設レベルなら、特別な知識はいらないと思います。ましてメーカー製のパソコンをお使いの場合、増設できるマシンであれば、その旨が説明書に書かれていますし、大抵の場合、増設方法も添えられていますので、それらを参考にしながら進めれば、迷うこともないと思いますので、非常におすすめです。

ルクメモリでも、搭載しているチップにより値段が全然違います。有名メーカー製またはチップ積んだメモリを購入する事で初期不良率やトラブル発生の確率が格段に減るので、チップメーカーが確認できない店や、格安だけを全面に押し出すノーブランドのバルクメモリだけは購入しない方が吉でしょう。もちろん問題ない場合も多いです。

だし、優良メーカー製のメモリにもPCとの相性問題が存在し、希に故障でもないのに動かない場合があります。こういった場合、大抵のショップでは故障ではないので返品や交換はしてくれません。説明書が推奨する増設用メモリは、予め相性テストが行われているのでこういったトラブルが起きませんが、バルクでは希に起こることがあります。そういった場合は、ヤフオクにでも出品して処分するか、または他のパソコンで動作するか試すしかないのが現状です^^;ここでも、大手の優良チップを積んだバルクメモリは、相性問題が起こる確率もノーブランドバルクに比べてかなり低いので、少し高くてもそれらを購入する方がいいでしょう。

に、有名なIOデータ、エルピーダ、バッファロー、ハギワラ、プリンストなどが販売しているメモリでも、積んでいるチップは外部で開発されたものが大半です。

チップメーカーは、Apacer、サムスン、hynixなどが手堅い選択と言えるでしょう。

たどうしても保証が必要な場合などには、通称、『白箱』を探して購入してみましょう。有名メーカーからたまに流出される白箱は、主にショップなどに卸されている簡易包装の箱に入った商品で、見た目はデザインなどがされていないただの白箱ですが、中身は店頭で販売されているものと同じでしかも保証も変わらずについています。バルクよりも若干高い傾向にありますが、それでも流通パッケージ品よりは格段に安いです。

段的な問題よりも絶対的安心感を優先させるのであれば、高くても説明書が推奨している、あるいは、お手持ちのPCとの相性テストが完了している大手メーカー製のメモリがオススメです。メモリを販売しているIOデータやバッファローなどでは、機種別対応表がHPで確認できるので、それらを参考にすると良いでしょう。

れを買うにしろ、まず、説明書を良く読んでメモリの種類と、搭載出来るスペースがあるのか、さらには何MBまで詰めるのかをしっかりと確認してから購入して下さい。バルクについては初期不良などを除き、ユーザーサポートが一切ありませんので、間違って購入することがないようにご注意下さい。

モリの他にもHDDやDVDドライブなどのバルク品が同等の条件で出回っていますので、それらも考えてみると良いかと思います。もちろん、パッケージに比べて非常に格安です。HDDやDVDは、規格さえちゃんと合っていればメモリのように相性問題が発生する事はまずないので、こちらは敷居が低く非常にお得です。

それでも、どれを買っていいのかよく分からない場合は、機種名と欲しいパーツを掲示板に書き込んでくれれば、私の分かる範囲でご相談に応じます^^ 気軽にどぞ〜。

※PCのパーツの種類や価格は常に変動していますので、購入の際は注意が必要です。

 
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