最近パソコンの調子が悪い。デザインや性能が古くなってきたので、そろそろ買い替えたい。でも、買い替えたいと漠然と思うだけで、実際何を買っていいのかがわからない!そんな方々の悩みを少しでも解消するべく、簡単解決パソコン買い替え工房を立ち上げました。家電量販店の店頭で、店員に進められるままに不必要に高価なパソコンや、欲しい機能が付いていない物を売りつけられてしまって、後悔するような事がないよう、ここである程度の予備知識を持ってからPCを買い替えましょう。お勧めPC紹介もあるので、通販で簡単に購入もできます。

 

そもそもパソコンとはなにか?

 

まりに漠然としたタイトルすぎて、これを説明するには膨大な知識と時間が掛かりそうですが、簡単解決が当サイトの趣旨ですので、掻い摘んでわかりやすくご紹介したいと思います。

在一般的にパソコン(パーソナルコンピュータ)として認知され普及しているPCは、マッキントッシュやごく一部のメーカー依存機種を除き、すべてが米IBM社が開発したPC/AT機と互換性のあるものを指します。『PC/AT互換機』と呼ばれるこれらの利点は、世界中すべてが共通した規格を用いることにより、メーカーや使用国に左右されることなく開発、利用ができる点でしょう。

が国でも十年くらい前までは、NECが開発販売していたPCー98シリーズが、広く普及していましたが、やはりグローバル化の流れには勝てず、結局衰退の一途を辿りました。現在では、ほとんどのソフトはWindows上で動く為に、PC−98シリーズの価値は、古い依存ソフトを動かす以外にはなくなってしまいました。

 

 

ハードウェア

では次に、PCの内部を覗いて行ってみましょう。

【ここでは、初心者の方にでもわかりやすいよう難しい表現や踏み込んだ専門知識は書きませんので、そういうものをお望みの方は、別のサイトさんをお探し下さい。】

PCは大変複雑なシステムですが、大まかに区分する事により、購入する際の判断材料になります。専門知識がなくても、目安にはなるので、ぜひ覚えておくと良いでしょう。

CPU
CPU シーピーユー (中央処理装置)

パソコンの脳に当たる部分です。この部分が高速であればあるほど、演算を早く終わらせる事ができるので、高性能と言えます。

現在、Intel社が開発したX86系がこの市場独占しています。また対抗ライバルであるAMD社もX86系の互換CPUを開発販売しています。その他のメーカーもありますが、この二つの会社の商品がもっとも普及しています。PentiumやAthlonなどが、それに当たります。

これは自作の場合ですが、バランスを考えるとPCの4分の1の費用をあてるほど、高価な部品です。

メモリ
メモリ (memory)

ここでいうメモリは、メインメモリの事を指します。メインメモリは、パソコンの作業領域の事で、私達人間にたとえると、作業デスクのようなものでしょうか。机の上が広ければ広いほど、一杯物や資料が置けるし、作業しやすいですよね。それと同じで容量が多いほどデータ間の遅刻が少なくてスムーズに動きます。(厳密にはもっと複雑ですが)

RAMなどのメモリは、非常に高速であり、CPUなどが直接読み込むのには非常に便利なものですが、電源を切るとデータを保存する事ができない仕様なので、HDDなどが必要になってくるわけです。

HDD ハード ディスク ドライブ

これは人間にたとえると、お腹に当たる部分です。容量が大きければ大きいほど、たくさんのデータを取り貯めておくことが出来ます。最近はHDDやDVDレコーダーが急速に普及してきたので、ご存じの方も多いかも知れませんね^^

仕様用途に応じて、容量を選んで行かないと、あっと言う間に埋まっちゃったり、ガラガラに空いていていたりします(笑)

昨今急速に大容量化が進み、値段もどんどん下がってきている部分です。

マザーボード
M/B マザーボード

すべてを集約する大元の基盤です。マザーボードには、チップセットと呼ばれる回路が搭載されており、データの流れを管理したりしています。メインのチップセットはCPUを作っているIntelやAMD以外のメーカーも参入しており(VIAやSiSなど)、性能や対応もまた違ってきます。

すべての部品を統括する部分なので、のちの拡張性も含め十分な吟味が必要な部分とも言えます。

ボードの大きさにより、ATXやATX仕様を小型化したMicroATXなど数種存在しています。小さい規格を選択すれば、PC本体の大きさも小型化できる利点がありますが、その分拡張性も低くなってしまうので、追加でボードを付け足していく場合などには、注意が必要です。

グラボ
グラフィックカード  (グラフィックボード、グラボ、ビデオカード)

グラフィックボードは、ディスプレイ(モニタ)などに画像を出力する装置です。この性能により、解像度や色合いなどの差があります。大抵の場合は、それなりのものが搭載されていれば全く問題ありませんが、ゲームや3D処理などの高度な画像描画が求められる場合、高速高度な処理が行えるエンジン、メモリが搭載されたものが必要になります。

現在はマザーボード上にあるAGPと呼ばれるスロットに差し込んで使うのが一般的だが、最近登場した新規格であるPCI Expressにその座を確実に奪われ初めている。

これはCPUにならぶ非常に高価な部品です。

しかし、先にも述べた通りインターネットや簡単なDVD鑑賞、オフィスワーク程度なら、それなりの物でも十分補える為、格安で販売されているモデルには、この部品は省かれています。

その代わりに、マザーボードのチップセットが同機能を補ってくれたりもします。ただし、処理の為にメインメモリから処理するスペースを借りてくるので、どうしても専用ボードを積んだ機種より性能的に劣ってしまいます。仕様用途をよく考え選択する必要があるパーツです。

サウンドボード
サウンドカード  (サウンドボード)

その名の通り、パソコンで音を再現する装置です。高品質な部品を積んでいる独立したものなどは、ノイズがなく非常にクリアな音を再現したり、5.1chやそれ以上の高度な音を忠実に再現してくれます。

しかし、これもグラフィックボード同様、通常の使用にはまったく問題のないパーツですので、格安モデルには搭載されていない事が多いです。

ゲームやDVD、専用に音楽を作成・再生する場合や、音質に非常にこだわる場合を除いては、マザーボードのチップセットが同等の機能をカバーしてくれるものがあるので、必要ないかも知れません。

これも仕様用途によって変わってくるパーツの一つです。

 

基本的に上記に述べたパーツ(電源やキーボードなどの小物は除くが)があれば、パソコンは動いてしまいます。

各々のパーツの主流は、【トレンドパーツ】のコーナーで詳しく紹介します。

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上のハードウェアコーナーで紹介した物が主要な部品となります。それらを動かすには、さらに下記のような細々としたパーツが必要になります。

マウス
マウス

まあ、当たり前すぎて怒られそうですが、現在WindowsなどのOS上では、マウスと呼ばれる入力装置を使う事が出来ます。

色々と進化を遂げていて、裏面にあるボールを平面に押しつけてその動きで画面上のポイントを動かすシステム以外にも、光の送受信で位置を確認する光学式や、レーザー使った方式のものまでが存在します。

また無線や赤外線などを使ったコードレスタイプのものや、スクロールキーや独自にボタンを増やしたものなどが登場し、使いやすさが追求されています。

毎回必ず手に触れる部分なので、その使い勝手には一番こだわりたい装置です^^

キーボード
キーボード

これも言わずと知れた入力装置です。しかし、意外と知られていない部分でもあるかも。無線型やテンキーがない小型な物、合間に手首を休める場所としてパームレストを搭載したものまで幅広く色々なデザインが用意されています。独自に用意されたショートカットキーも大変便利です^^

しかし、ここでもっとも注目すべきものは、キータッチの違いです。

キースイッチには、パンタグラフ、メカニカル、メンブレン、静電容量無接点方式などがあり、ボタンを押し込んだときの感覚や音などに大きな違いがあります。格安モデルについているのはおまけ程度なのがほとんどなので、気に入ったものに交換するのもありですね。

キーボードを叩く回数が多い場合などには、方式の違いによって疲労感までもまったく違ってきます。人の好みにもよりますが、吸い付くようなキータッチや滑らかな音を一度味わったら元には戻れないかも。

1000円未満から数万円もする高級機まで幅が広いのも特徴です。

ディスプレ
ディスプレイ (モニター)

数年前までは、CRT(ブラウン管)ディスプレイが主流でしたが、設置場所を取る事や消費電力などがネックとなり、液晶型ディスプレの急激な値下がりに伴いその座を明け渡そうとしています。

今買うのなら間違いなく液晶ディスプレでしょう。CRTの美しい表現力にはどうしても劣りますが、高性能化が進み十分な表現力を手に入れたので完全に入れ替わるのも間近と思われます。

液晶にも数種類存在し、それぞれに得意不得意な分野があるので吟味して買う機器の一つです。格安モデルの場合、おまけ程度の性能のものが多いので、動きの激しいゲームやDVDなどでは駒落ち現象が起こる場合もあります。また仕様として、ドット抜けと呼ばれる常時点灯や常時消灯した小さな点が画面に見られる事があるが、5個程度までは製造過程でどうしても出来る事があるので、メーカー保証で交換などは残念ながら出来ません。

ドライブ
ドライブ (DVD、CD)

CD−ROMの時代から年々進化を遂げ、現在では書き込み型DVDが当たり前のように搭載されています。

書き込み型DVDには、RAM、+R、+RW、−R、−RWなど数種類存在し、それぞれ名前は似てはいますが、まったく別物ですので、対応したドライブを購入することが重要です。

キャプチャ
キャプチャボード (テレビチューナー)

これは必須という訳ではありませんが、最近流行のテレパソとして使うのには必要な部品です。ビデオやテレビの動画、画像をパソコンに取り込む際に使います。最近はキャプチャボード自体にテレビチューナー機能が搭載されているので、別途買う必要はありません。

キャプチャボードには、大別するとハード型とソフト型があり、それぞれにすぐれた利点があります。しかし、最近では低価格化が進み、ボードにエンコーダーチップを搭載したハードウェア型が広く普及しています。ハードウェア型は、CPUへの依存度が少ない為に、低スペックのマシンでも快適に動作さるという利点があります。

また追加スペースの関係や、発熱などの問題において、ボードではなく同等の機能を持った外付け型も存在します。本体とは、IEEE1394やUSBなどで接続します。

フロッピー
フロッピーディスク

最近は、格安モデルなどで付いていない場合もありますが、できれば一つ確保しておきたいパーツです。CDーRやUSBメモリなどの台頭ですっかり影が薄くなり、容量が極端に少ないフロッピーディスクは存在意義が無くなりつつありますが、BIOSのアップグレードやハード周りのチェックソフトなどの中級者向けの行為では、まだまだ必要になっています。

ケースに取り付けるスペースがないのなら仕方がありませんが、取り付けが可能なのについていない場合などには、2000円前後で売っていますので、付けておいても損はないかと思います。

スピーカー
スピーカー

最近はディスプレイなどに予め付いているものもありますが、やはりおまけ程度の性能しかなく、別途サウンドボードなどを付け足した場合などは、それなりにこだわった商品を買わないと、その価値を生かし切れません。

使用目的に合わせて、購入するパーツの一つです。

ケース
ケース

ケースには、大きく分けてアルミ製とスチール製があり、アルミ製は熱伝導率の関係からよく冷えるし、スチールはモーターなどによる振動を本体に伝えにくいので、外部に漏れる音が少ないなどと色々言われています。ですが、自作で無い限り、ケースはデザインや大きさなどの好みで選んでも差し支えないと思います。

注意すべきは、拡張性の有無です。ケースが小さければ場所を取らない利点がありますが、逆に小さすぎてあとからボードやHDD、メモリなどを増設する場合の障害になりかねないので(特にキューブ型)、そういった後々も頭の隅に。

最近のパーツは高性能化と比例するように発熱量が増加しているので、内部の空気の流れなどを計算にいれて組み立てないと、パーツ自身に不可がかかりやすい傾向になりますが、メーカー製の場合、そういった配慮は事前にされているはずですので、特別意識しなくても問題ないと思われます。

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OS
OS  オーエス (オペレーティングシステム)

現在世界中にあるパソコンの90%以上には、Microsoft社製のOS、Windowsが搭載されています。その他、オープンソースであるLinax系OSも力を付けてきましたが、素人が扱うにはまだまだ敷居が高いのが実情です。

販売されている、大抵のパソコンには予めプリインストールされて販売されているが、格安を歌うモデルなどでは、値段を下げる為に、OSすら搭載されていないものもあります。その場合は、OSを個人で別途購入しなくてはなりません。

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